ふぞろいの林檎たち

2002年4月11日
新宿ネオン管さんの日記を読んでいろいろ思い出しました。

僕はミュージシャン志望のアホ学生だったのでまじめに就職活動はしなかったのですが、親を安心させるため一社だけ郊外の広告代理店を受けました。当時はバブル絶頂期で会社説明会を海外でやるとかいった馬鹿げた時代でした。しかし有名企業では有名大学と三流以下の大学との待遇にあからさまな差がありましたね。悔しい思いをしたくなかったので僕は受けなかったけれど。
最初からあまりやる気はなかったので、「たばこ吸っていいですか?」なんて言うくらい力の抜けた態度で(ナメきった態度ともいう)面接にいどんだのが逆に気に入られたらしく、翌日にもう一度呼ばれ「もうデスクは用意してあるからね」と採用の旨伝えられた。この会社には半年ほどバイト気分でいたけれどその間に社会人の常識みたいなものを身につけたような気がするな。

三流大学で「ふぞろいの林檎たち」を思い出したのだが、このドラマには特別な思い出があるのです。時任三郎と手塚さとみがホテルに行くエピソードがあったのだけど高校の時つきあっていた彼女と初めてエッチしようと行ったホテルがまさにそのホテル「美苑」だった。しかも行った翌週の金曜日にオンエアされたので、家族と見ていた僕は息が止まるほどびっくりした。翌日登校時に迎えに来た彼女と顔を見合わせて大爆笑しました(笑)。

あのころは純朴な高校生だったのでデートというと渋谷まで行って買い物するでもなく手を繋いでウロウロするくらいだった。今日はエッチしようと二人で決心して、なるべく高校生っぽくない格好で出かけていった。ホテルは「道玄坂」ってところにあるらしい。坂ってことは・・・?我々が向かったのは公園通りだった(爆)。「ホテル美苑」はおそらく今ロフトがあるあたりにあったような気がする。思いっきり和風のホテルだった。
初めてドキドキで入ったホテルで僕が最初に確かめたのは隠しカメラが無いかどうか(笑)。ベッドの横に小さいフスマがあって「何でこんな所にフスマが?」と不思議に思った。向こう側に部屋があって誰かがこっちを覗いているかもしれないと思いそーっとフスマを開けてみると、なんと向こう側にもこちらを覗いている人影が!
「わーっ!」と飛び退いたら向こうの人も驚いて飛び退いた。鏡に映った自分でした(笑)。
さて、その時童貞、処女喪失にあいなったかというとやはり初めてではそううまくはいかず、彼女の太股の間でスコスコと動かしなんと素股で果ててしまった。挿入した感触など知らぬ自分はスッカリ入っているつもりでいたので、外だったとわかったときの脱力感は説明できないな。
就職活動の話からなぜか童貞喪失未遂の話になってしまった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索